mixxdavid
ブランドコンセプト
mixxdavidは、2018年にスタート。
ブランドネームの由来は、デザイナー自身のニックネーム“mix”と、 ボーイフレンドの代名詞として名付けた架空の名前“david” の二語を掛け合わせている。そこからも感じ取れる気負わなさが、イコール、ブランドに投影されているデザイナーの自然体なスタイルなのである。
ストリートファッションをベースに、フェミニンなニュアンスを含むアイテムをミックスしたスタイルが、ブランドのシグニチャー。このジェンダー・ニュートラルなバランスは、初期から一貫して追求している、ブランドのアイデンティティとも言えるもの。
コレクションの一着一着は、「自分で着ることを前提にしている」とデザイナーは言う。原点となるのは、2000年代頃のスケーターファッション。Tシャツやパーカーに、チノパンやデニム、スニーカーを合わせる。そのファッション観を出発点に、現在のライフスタイルや価値観にフィットさせながら、今着たい服を形にしていく。
デザイナーにとっては、もはやライフワークとなっているクリエーション、その感覚を養うためのリサーチは、あまりにも自然で日常そのもの。珍しくロマンティックなワンピースを選んだ時でも、足元はスニーカーを合わせるとしっくりくる。眠った昔のワードローブを引っ張り出し、新しく組み合わせることで惚れ直す感覚。周囲の友人から得た発見や価値観を大事にしたり、自分の今のブームからインスピレーションを受けたり。時代にもジャンルにも囚われず、自由な選択をする彼女だからこそのスタイル。そして、日々を折り重ねるごとに、好きなものは変わらず、選択肢はますます多くなっていく。
構えることなく、自分が好きなように洋服を選ぶ。それがあらゆる選択において自分の本心に従うこと、自分のスタイルを確立させること、ひいてはファッションを超え、日々を豊かにさせることである、そんな姿勢さえ教えてくれる。それが、mixxdavidをまとう理由だ。